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旧登米高等尋常小学校

旧登米高等尋常小学校

 明治21(1888)10月に竣工。設計、監督は山添喜三郎。

 木造2階建て、素木(しらき)造りで、コの字形になっており、中央にはバルコニー付きの玄関が突き出している。

 建物は擬洋風で、玄関には約20cm角の柱には3本の飾り堅溝が彫られ、柱頭にはギリシャ風のアイオニック・オーダーを簡略化した飾り付けがある。2階バルコニーの手すりにも飾り付けがあり、天井は格天井で白ペンキで仕上げられている。床は亜鉛板が敷いてある。また、両翼校舎の先端には六方と呼ばれる、梁を半六角形に組み合わせた天井の昇降口がある。

 校舎正面には赤煉瓦造りの門が4本ある。昭和53年の宮城沖地震で倒壊し、国指定から外されるが、建造当時のように白ペンキ仕上げで両開きの飾り戸が建てられている。

昭和387月 宮城県重要文化財に指定

昭和566月 国指定重要文化財となる


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